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2003/03/07
「他の自民党議員は大丈夫なのか」坂井議員逮捕で岡田幹事長
 民主党の岡田克也幹事長は7日、党本部で拡大の定例記者会見を開き、同日、自民党の坂井隆憲衆議院議員が衆議院での逮捕許諾議決を受けて政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことに触れて「他の自民党議員は大丈夫なのか。小泉総裁は国民への説明責任を果たすべきだ」と語った。

 岡田幹事長は、坂井議員の不正献金処理疑惑について「国民の信頼を決定的に裏切っている。いま政治資金のあり方をめぐる議論がなされているが、その前提は、きちんと収支報告に記載され、届け出がなされているということだ。今回の場合は記載もされていない裏金であり、論外だ」と厳しく指摘。同時に、「他の自民党議員は大丈夫なのか」として、自民党総裁である小泉首相が国民に事情を説明するべきだと求めた。

 さらに岡田幹事長は、同日に行われた自由党との第1回の政権構想協議会についても報告。両党の合流問題を中心に、総選挙に向けた選挙区調整、国民の“応援団”づくりなどについても並行して議論していくことを確認した、と明らかにした。また、岡田幹事長から合流の可否を検討する4つの視点──1)議席が増えるか、2)国民の期待感が高まるか、3)政党文化の違いをいかに乗り越えるか、4)合流のタイミング──を提起し、自由党の藤井幹事長の同意を得たことも紹介した。

 最後に岡田幹事長は、健康保険の窓口負担引き上げに反対する運動を党として大々的に展開する、と発表。すでに開設したホームページを活用して広く国民からの意見を募りながら、同時に地方議会での決議を求める活動も開始していることを明らかにした。

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