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2002/10/24
【衆院予算委】4野党共同で竹中大臣問責決議案を提出




 民主党、自由党、共産党、社民党の野党4党は衆議院予算委員会で24日夕、日本経済が危機的な状況にある中、竹中平蔵金融・経済財政担当相が自らの重大な責任を自覚せず、軽率・無責任な言動を繰り返し国民経済を混乱させたとして、同相に対する問責決議案を緊急動議として提出した。

 動議提出者を代表して、民主党の枝野幸男予算委筆頭理事が動議の趣旨を説明。竹中金融・経済財政担当相について、「軽率かつブレの激しい言動を繰り返し、国民と国際市場の信頼を著しく失っている。特に、今国会における最大の政策課題のひとつである不良債権処理の加速策について、今月22日中に中間報告を公表するとしながら、当日になって突如これをとりやめた。こうした行動のブレの激しさと、具体策を決められない指導力の欠如は、結果的に株価の乱高下を招き、わが国経済と国民生活をさらに悪化させている。この責任は大変重く、竹中君はこのことを十分に認識すべきだ」と述べた。

 動議の取り扱いは、予算委員会理事会で協議することとなった。
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