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2003/03/13
農水相疑惑の参考人招致問題で与野党が合意 国会正常化へ
「10日の週に大島農水相疑惑問題で複数の参考人を呼ぶ」との衆議院予算委での与野党合意を与党側が一方的に反故にしたため、野党側が新たな法案審議の日程協議を拒否していた問題は、13日夜、「参考人質疑について複数を実施すべく誠意を持って対処する」と与党側が表明して結着。これを受けて14日朝から衆議院の各委員会などの運営は正常化する。

 与野党が13日夜に交わした合意文書では、(1)与党は大島農林水産大臣に関する参考人質疑について複数を実施すべく、誠意をもって対処する(2)3月19日(水)にビルオーナー今淵氏について参考人質疑を行い、その後、できるだけ速やかに関連する参考人質疑を行うべく対処する(3)明日3月14日(金)に理事会、委員会を開き、3月19日(水)の参考人招致を議決する−−としている。

 同じく大島疑惑問題に関する参考人招致をめぐり審議が空転していた参議院でも、13日午後、大島農水相の秘書を予算成立後1週間以内に参考人として呼ぶことを与党が確約し、予算委員会などの審議が再開した。
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