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2003/03/13
4野党、参考人招致で新たな与党提案をつっぱね、再回答を要求
「与党から前向きの回答がなければ重大な決意をせざるを得ない」との13日午前の野党4党の再回答要求に、自民党側は同日昼「19日にビルオーナーの参考人質疑を行い、質疑を通じて必要とあらば新たな参考人をすぐに呼ぶ」との新回答を行った。これを受けて午後に再び開かれた野党4党国対委員長会談では、「『必要とあらば』と言うが、必要だから4人の参考人を要求している」として自民党側に再回答を求めることで合意した。

 会談後、民主党の野田佳彦国対委員長は、記者団に「10日の週に複数の参考人を呼んで質疑することは、予算の出口(衆院の予算の採決日程)を決める際に予算委員長もいる場で決めたこと。公党間の約束の不履行が続くなら、明日以降の法案審議の日程協議には応じられない。万やむを得ない。『寝っころがれば何か取れる』という悪弊は断ち切りたい。これはお互いの信義の問題だ」と心境を語った。
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