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2002/10/29
「次の選挙に向け、勝てる態勢を」岡田幹事長代理
 民主党の岡田克也幹事長代理は29日の定例会見で、統一補欠選挙の結果をめぐって、「6カ月後の補選、次の総選挙で同じ結果を繰り返さないためにどうしていくか。執行部の実行力が問われている」と語った。

 補選の敗因について岡田代理は、「投票率が予想以上に低かったため、与党の組織票が効いた。投票率を上げるだけの運動ができなかったということ」と指摘。また、執行部に対する責任論が出ていることについて、「一般論として執行部に責任があるのは事実だが、ただちに執行部やその一部の人が退陣せよというのは筋が違う。6カ月後の補選、次の総選挙で同じ結果を繰り返さないためにどうしていくか。そこに執行部としての責任の取り方がある。実行力が問われている」と述べた。

 当面の課題として岡田代理は、候補者擁立を急ぐとともに、比例区の扱いについての方針を具体化することなどを挙げた。また、自身が委員長を務める政権戦略委員会では、候補者支援強化策を盛り込んだ答申を年内中に取りまとめることを明らかにした。
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