2003/03/25
「与党のイラク派兵論は経済失政隠し」菅代表
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民主党の菅直人代表は25日、定例の記者会見で、イラク問題に乗じて与党から有事法制や戦後イラクへの部隊派遣などの議論が出ていることについて、「経済失政隠しだ」と批判した。
菅代表は、自民党の山崎幹事長が、終戦後のイラクにおける治安維持のために自衛隊を派遣する案を打ち出していることに触れ、「法的、現実的にどういう形が可能なのか明確ではないが、都市の中の治安維持は相当大変だ。前のめりすぎる」と指摘。さらに「経済失政を隠すために軍事的な問題に前のめりになり、政権の求心力を確保しようとする流れが見える」と批判し、3月末の予算成立以降も補正予算問題などを厳しく追及していく意向を示した。
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