2003/03/31
「大臣を辞めても疑惑が晴れたわけではない」岡田幹事長
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公設秘書による公共事業口利き等の疑惑を追及されていた大島農水相が31日午後、小泉首相に辞表を提出したことについて、民主党の岡田克也幹事長は記者団に「率直に言って遅すぎたと思う。これだけ国会で疑惑が指摘され、説明責任を果たしてこなかったわけだから、もっと早く辞めるべきだった。また、辞めたからといって疑惑が晴れたわけではないので、国会でも疑惑の追及はしっかりやっていく」と感想を述べるとともに、本人がしっかり説明しなければ、議員辞職も求めざるを得ないとの見方を示した。
岡田幹事長はまた、大島農水相だけでなく、自民党長崎県連や坂井議員の違法献金・ヤミ献金問題、小泉首相のファミリー企業問題など、小泉政権下で「政治とカネ」をめぐる問題が相次いでいることについて、「自民党が利権と深く結びついた政党であり、その自民党が推す知事や議員では、本当に地方を変えることはできない」ことを、現在行われている統一地方自治体選挙を通じて訴えていくと表明した。
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