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2002/11/20
「日本政府は北朝鮮政策の転換を」元北朝鮮工作員が証言


 日本から北朝鮮に渡り工作員として活動していた青山健熙氏(通名)が20日、民主党本部で北朝鮮の実態について生々しく証言した。当初は衆議院外務委員会で参考人として証言する予定だったが、与党の反対で実現しなかった。

 青山氏は「KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)はやめるべき。北朝鮮の核開発を助成することになる。政府は北朝鮮政策を見直すべき。拉致被害者の5人については、12の嘘がある。北朝鮮にいた人ならば、見破れるもの。北には火葬の習慣はなく、火葬場はない。火葬場がないのにどうして遺骨安置所があるのか。金総書記の許可なしに拉致はありえない」と証言した。

 また、日本政府に対しては「日本に戻ってきたのに、(帰化を認めないなど)どうしてきちんと対応してくれないのか。脱北者の会をつくろうと思う。日本人を助ける責任が政府にはある」と厳しく批判した。
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