ニュース
ニュース
2003/04/17
岡田幹事長ら、中国共産党代表団と意見交換


兪正声中国共産党政治局員(湖北省委員会書記)を団長とする中国共産党代表団(15名)は17日午前、民主党本部を訪れ、岡田克也幹事長ら民主党議員と意見交換を行った。同団は外務省の招待で14日〜22日の間、訪日している。
 
 兪団長は冒頭、前日に北京を訪問中の菅直人代表らが胡錦濤国家主席と会見したが、これは主席になって初めて日本の政治家と会ったものであり、両党間の重要性を表している、と発言。引き続き両党間の友好関係を強めたいと述べるとともに、岡田幹事長に是非中国を訪れてほしい、と求めた。
 
 岡田幹事長は「秋には訪中したい」と応じるとともに、「昨日の会談で菅代表が言ったように、日本、中国の双方が勝つという“Win-Win”の関係を作っていきたい」という基本認識を示した。
 
 会談では、日本の経済混迷の打開策、中国の失業率、今後の政局、台湾問題などについて意見交換を行った。民主党からは岡田幹事長のほかに北橋健治幹事長代理、細川律夫常任幹事ら7議員が出席した。
記事を印刷する