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2003/04/24
「小泉政権の延命を許してはいけない」菅代表が世田谷で街頭演説


民主党の菅直人代表は24日、衆議院東京6区補欠選挙の応援のために、自由党の小沢党首とともに世田谷区三軒茶屋で行われた街頭演説会でマイクを握り、「小泉政権の延命を許さない意志表示を」と訴えた。
 
 菅代表は演説で、前日の党首討論における小泉首相との論戦に触れ、「小泉政権の2年間で、公約した改革のうち何が進んだか、国民にいいことが一つでもあったか、と問い質したが、総理は何も示すことができなかった。外交でも、北朝鮮の核開発問題に対する日本政府としての練り上げた方針はないのかと聞いたが、何一つ示せなかった」と報告。改めて「小泉政権打倒なくして景気回復はない、自立した外交はない」と強く訴えた。
 
 また菅代表は、「税金の無駄使いを追及し、本当の構造改革をめざして頑張った故・石井紘基議員の遺志を引き継ぐ」ためにもこの選挙は負けられないとし、「ここで勝って、次の総選挙で民主党と自由党が手を組んで300議席を、さらには480議席を戦い取っていく」と力強く決意を述べて、聴衆の大きな拍手を受けた。
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