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2002/12/06
高速バイク2人乗り解禁法案、自民難色で成立見送り
 衆議院内閣委員会で、民主党が議員立法で提出していた「道路交通法の一部を改正する法律案」(高速道路バイク2人乗り解禁法案)を同一内容のまま同委員長提出法案として成立させることで与野党理事が合意を見ていたが、自民党の党内手続きで同党内閣部会に差し戻しとなり、今国会での成立が見送られることとなった。警察関係などからの働きかけによるものと見られている。

 同改正案は高速道路での二人乗り解禁をめざし、道路交通法に定められている「大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転手は高速自動車国道及び自動車専用道路において運転者以外の者を同乗させてこれらを運転してはならない」という規制を廃止するというもの。ユーザーや業界の要望も強く、安全性その他の面からも解禁に何ら支障がないと判断されることから、民主党は法案を提出していた。
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