2002/12/06
「野党結集の端緒を切り拓きたい」中野幹事長
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民主党の中野寛成幹事長は6日の定例記者会見で、9月に続いて再び代表選挙を実施することについて、「特に、9月の代表選挙にご協力いただいたみなさまにお詫びしたい」と語った。
鳩山由紀夫代表の辞任に伴って現執行部の退陣も決まっていることから、この日が最後の定例会見となった中野幹事長は、まず9月の代表選以降の党内の混乱について「多くの国民のみなさま、特に、9月の代表選挙にご協力いただいたみなさまに、最後まで頑張り切れなかったことをお詫びしたい」と挨拶。また、幹事長の最後の仕事として、野党結集の端緒を切り拓くために野党結集準備委員会を設置し、同日、委員会が活動を開始したことを報告した。
さらに中野幹事長は、最終報告をめぐって混乱する政府の道路関係4公団民営化推進委員会の今井敬委員長が同日辞任したことに触れ、「残念だ。自らの明確な意志を示さずに民間の人たちに問題を丸投げした総理の責任を問うべきだ」と指摘。党として、無駄な公共事業を削減し、国民生活にとって真に必要なものに限定して選択と集中の視点で取り組むという基本姿勢を今後も貫く、と語った。
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