2003/05/07
菅代表ら野党幹部が徳島で街頭演説
|
民主党の菅直人代表、自由党の藤井裕久幹事長、社民党の土井たか子党首らが7日、徳島県知事選挙に立候補している前知事の無所属候補の応援のため同県を訪れ、JR徳島駅前で行われた街頭演説会で2000人の聴衆を前にそろってマイクを握った。
この中で菅代表は、「前知事が不信任になったのは、元知事が逮捕された汚職問題の調査団を設置したから。調査されたら自らの汚職がばれてしまう役人たちと自民党が、県民の選んだ知事を引きずり下ろそうとしている。こんなことを認めていいのか」と強く訴え、腐敗政治に立ち向かう前知事の戦いを激励した。
3野党代表に続き、故三木武夫首相夫人で「徳島を愛そう!県民ネットワーク」代表の三木睦子さん、組坂繁之・部落解放同盟中央執行委員長、鈴木英幸・連合政治センター事務局長らが次々に前知事を激励。最後に、今回の選挙運動の中心を担う「勝手連県民ネットワーク」の姫野雅義代表がマイクを握り、「お金や権力に負けない徳島県民の良識を全国に示そう」とアピールした。
演説会会場となったJR徳島駅前ロータリーの歩道は、「投票に行こう」と書かれたプラカードを掲げる主婦や勤め帰りのサラリーマン、若者らで埋めつくされ、各弁士の発言に大きな拍手で応えた。
|
|
|
|