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2002/12/11
野党結集準備委員会が選挙協力のあり方など議論
 民主党の野党結集準備委員会(委員長・石井一副代表)が11日、第2回の会合を開いた。この日の会合では、野党結集の進捗について国民も関心を寄せていることから、臨時国会閉会(13日)後も同委員会の協議を継続し、野党間協力の方向性について集中的に議論を行うことなどを確認した。

 石井委員長は会合後、この日の議論では野党間の選挙協力のあり方が中心テーマになったことを明らかにし、1)民主党と自由党の候補が競合関係にある60〜70の選挙区のうち、両者の票を足せば自民党候補を上回るところなどを中心に候補者調整を行う必要がある、2)候補者の一本化に際しては、実績主義で勝てる候補を立て、小選挙区では民主党、比例では自由党を優遇するといった考え方はとらない──などの点が指摘されたと述べた。

 また石井委員長は、委員会での議論の状況ついて、「まだ序の口。委員の間にもいろんな考え方があるが、少なくとも与党が結束して戦っている時に民主、自由、社民がバラバラでは不利だということ、野党が協力するメリットはあるということは共通認識になっている」と語った。
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