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2003/05/30
「3野党の協力で全小選挙区に候補擁立」岡田幹事長
民主党の岡田克也幹事長は30日、定例の記者会見を開き、自由党との合流問題をめぐる党内議論に一応の区切りがついたことを踏まえ、今後は総選挙の準備体制構築に全力を挙げる意向を明らかにした。

 岡田幹事長は、現時点での民主党の課題について、「選挙」「政権戦略」「党改革」のテーマごとに提起した。とりわけ「選挙」については、候補者擁立、新人候補支援などを含む総選挙準備体制の構築を急ぐと表明。候補者擁立では、自由党、社民党と協力し、6月一杯をめどに野党3党で全小選挙区を埋めることをめざす、とした。

 政権戦略をめぐっては、自由党、社民党をはじめ幅広い選挙協力の推進、各界有識者や連合との関係強化などを当面の課題として列挙。党改革では、収支の透明化、収入・歳出構造の見直しなどの党財政改革、代表選挙のあり方の再検討などを進めるとした。
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