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2003/05/14
【全議員政策懇】有事法案修正合意を全体で了承


14日正午、民主党は国会内において全議員による政策懇談会を開催し、13日夜、菅直人代表と小泉首相との間で修正合意に至った有事法制関連3法案について報告を行うとともに、その意義を全体で確認した。
 
 冒頭、菅代表が最終合意に達した経緯などを報告。「緊急事態法制は結党以来、その必要性を確認し、1月の党大会では今国会中の民主党案提出で合意。その方向にむけて努力してもらってきた」とした上で、今回の合意は歴代の担当議員の努力の積み重ね、全議員の取組みによるものだと評価し、「まさに民主党の全員野球を行っていただいた結果、われわれが求めた修正が大幅に取り入れられた形での合意につながった」と力強く述べた。
 
 また菅代表は、民主党が野党第一党として対案を示したことで、国民の前に論点を明らかにする形で修正合意を実現できたと評価。「結果だけでなく、そのプロセスも画期的だった」と述べ、国民に開かれた積極的議論の意義を強調した。
 
 岡田克也幹事長からは、衆議院採決での全党一致した行動、参議院でのいっそうの議論の深化などが求められ、全体で了承した。
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