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2003/07/04
「イラク戦争の大義をめぐる総理の軽さは信じられない」岡田幹事長
民主党の岡田克也幹事長は4日の拡大定例会見で、同日、政府のイラク復興支援特別措置法案が衆議院を通過したことに関連して、「イラク戦争の大義が揺らいでいることについての総理の軽さは信じられない。民間人を含めすでに1万人近い人が亡くなっているにもかかわらず、その戦争が間違って始まったかも知れないということに対する恐れ、おののきはないのか」と述べ、米国からの大量破壊兵器に関する情報を鵜呑みにしてイラク攻撃を支持した小泉首相の責任をさらに追及する考えを明らかにした。

 また岡田幹事長は、衆院本会議での採決時に自民党の野中元幹事長、古賀前幹事長が退席して棄権したことに触れ、「自民党の実力者がそもそも納得していない法案だということ。(両氏は)本気で反対するのであれば党内で大いに議論すべき。子どもじみたパフォーマンスだ」と厳しく指摘した。
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