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2003/07/09
「マニフェストの作成はオープンに進める」枝野政調会長
民主党の枝野幸男政策調査会長は9日、『次の内閣』閣議後の会見で、マニフェストをめぐる状況について触れ、「メディアを含め大変関心が高まってきている。このことは日本の政治にとってもよいことであると思う」と語った。さらに民主党のマニフェスト作成のプロセスについて「できるだけオープンに国民の皆さんに開かれた形でつくり上げていきたい」と述べ、今週末までに第一次案の原案をまとめることを明らかにした。

 また枝野政調会長は、朝日生命との経営統合を検討していた東京海上火災に金融庁の高木監督局長(現長官)が圧力をかけていた問題について、「(高木長官は)文書の存在の事実を認めながら完全に開き直っている。公務員の守秘義務違反などを含め、これは犯罪である。刑事告発も視野に入れながら厳しく対応をしていく。もちろん竹中金融担当相の責任も追及していく」と厳しく批判した。
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