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2003/07/10
春日市の都市計画事業めぐる森前首相の介入疑惑を党が調査
森喜朗前首相が自民党幹事長当時、福岡県春日市の市道整備用地取得に介入し、自らの有力後援者である土地所有者から市の当初提示額よりも4.4億円上積みされた額で土地を取得させていた問題で、民主党は調査チームを設置し、今週末から来週はじめにかけて現地調査などを行うことを決めた。

 この問題について野田佳彦国会対策委員長は、10日の記者会見で、「森前首相、山崎拓・現自民党幹事長や逮捕された坂井隆憲議員が九州全域で暗躍していたようだ」と述べ、調査で具体的な事実が判明した場合には、18日に予定される衆議院予算委員会集中審議などの場で追及する考えを表明した。
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