2003/07/15
衆院青少年特の野党理事・委員が鴻池祥肇大臣に申し入れ
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衆議院青少年問題に関する特別委員会の野党4会派理事・委員は15日午後、青少年問題を担当する鴻池祥肇大臣が11日の閣議後の記者会見の席上、長崎市の幼児誘拐殺人事件に関連して「親なんか市中引き回しの上、打ち首にすればいい」などと発言した問題について、発言の撤回と謝罪、大臣辞任を求める申し入れを行った。
申し入れ書は、水島広子(民主党)、山口壮(同)、達増拓也(自由党)、石井郁子(共産党)、保坂展人(社民党)の各議員の連名で、「青少年問題の担当大臣が、法律にないような罰や制裁を与えるべきと公言することは、民主主義国ではあり得ない。被害者への配慮のかけらもなく、今日の社会を形成した政治家としての自覚も責任もなく、暴言は放つ姿勢を許すことはできない」などと厳しく批判している。
鴻池大臣が、自らが青少年担当である限りは青少年育成大綱を出さないと表明したことについても、「国会に対する責任を終えるかどうか、疑わざるを得ない」としている。
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