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2004/06/11
パート労働者の均等待遇推進法案を提出


 民主党は11日、「短時間労働者と通常の労働者との均等な待遇の確保等に関する法律案」(パート労働者の均等待遇推進法案)を衆議院に提出した。

 同法案は、パート労働者について、事業主が賃金その他の労働条件について、労働者が短時間労働者であることを理由として、通常の労働者と差別的取り扱いをしてはならないことなど、パート労働者と正社員との均等待遇の確保を柱としている。また、事業主が講ずべき措置については、必要な指針を定めることとし、その指針案についても別途まとめた。

 提出後、民主党の水島広子『次の内閣』ネクスト総合雇用対策担当大臣は、厚生労働省で記者会見を行い、「正社員とパート社員などとの間の合理的な理由のない格差を是正し、均等な待遇を実現するためには、現行の法律を題名、目的から抜本改正する必要がある」と法案提出の目的を説明。参院選等を通じて、同法案を広く世論に訴えていきたいと表明した。会見には、新緑風会の大脇雅子参院議員も同席した。
関連URL
  (→ 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案要綱 )
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=691
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