ニュース
ニュース
2004/06/16
【両院議員総会】参院選で小泉政治を正す決意固める


 民主党の両院議員総会が16日午後党本部で開かれ、150日間の通常国会を振り返るとともに、参議院選挙勝利へ気勢を上げた。

 あいさつに立った岡田克也代表は「1か月弱、未熟な私を支えていただき、何とか無事に終えることができた。小泉政権の国民無視、国会軽視が露わになった国会。最終版、一致結束して闘った。この力を参議院選挙で発揮し、数を取りしっかりした政治をするために、選挙を堂々と勝ち抜こう」と檄を飛ばした。また、勇退される議員に「OBとしてしっかりと民主党を支えていただきたい」と述べるとともに、労をねぎらった。

 藤井裕久幹事長は「小泉政権は戦前の反省に立っていない。軍隊を出すということは、国家の究極権力行使。原則もなくやっていたのでは戦前の日本と同じ。小泉さんの本質がすべてバレた国会。参議院選挙で間違いを正し、やめさせることが日本の役に立つ」と総括。

 また総会では、今次で勇退される11人の民主党・新緑風会所属参議院議員が紹介され、代表して藁科満治参院議員会長が「民主党で本当に良かったと思う。気持ち良く仕事をさせてもらった」とあいさつした。

 勇退される議員は以下の方々(敬称略50音順)。民主党=勝木健司、川橋幸子、長谷川清、平野貞夫、藤井俊男、堀利和、松岡満壽男、本岡昭次、藁科満治。新緑風会=大渕絹子、大脇雅子。
記事を印刷する