2004/06/18
「参院選で首相の政策、政治姿勢を徹底的に問う」藤井幹事長
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民主党の藤井裕久幹事長は18日の定例記者会見で、参議院選挙について「小泉首相の政策、政治姿勢を徹底的に問わなければならない」として、年金改革、イラクでの自衛隊多国籍軍への参加などに見られる「隠蔽、曖昧、説明なし、中身なし」の小泉政権そのものに対する評価を争点とする考えを改めて示した。
そのうえで、自衛隊の多国籍軍参加について「参加するというのは、指揮に従うこと。これが常識。外交の常識に反する。言葉だけでごまかそうとしていることを大変危惧している。戦前にもこんなことはなかったのではないか」として、指揮下に入らない、多国籍軍の司令部と調整するなどとしている政府見解を批判した。
また、民主党の石井紘基議員が殺害された事件の判決について「これからも、事件の真相究明に努める」とし、「言論、発言の自由を封じようというのはわが党だけの問題ではない」とした。
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