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2004/06/18
「私の思いを込めた」マニフェスト発表で岡田代表
 民主党の岡田克也代表は18日、同日発表した参議院選挙マニフェストについて記者団にコメントし、「限られた時間ではあったが、私の思いを込めた」と語った。

 岡田代表は、今回のマニフェストの基本視点について、高度経済成長期の右肩上がりの時代から少子高齢化社会へと大きく転換するなかで、それに対応する社会制度に変えていくことが必要になっている、と説明。「基本的に日本人には力があり、日本という国にも可能性があるが、中央集権という形や高度経済成長期の惰性の中で出てきたものが阻害している。それを変えていくのが政治の役割であるとの認識でまとめた」と述べた。

「岡田克也が考える日本」としてまとめた岡田ビジョンの内容について代表は、何が日本人の持つ力の発揮を阻害しているかを考えたときに見えてきた3つのテーマ――(1)中央集権によって抑えつけられている地域エネルギーを解き放つこと(2)「市場のことは市場に」委ねることで、自由な競争を阻害し、日本の経済力をそいでいる現状を打開する(3)政治の最も重要な役割である個人の自由を大切にしながら公正な社会をつくる――に思いを込めたことを表明した。
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