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2004/06/24
「ストップ・ザ・小泉」高く掲げ 参院選スタート


 第20回参議院選挙が24日公示され、7月11日投開票までの17日間にわたる熱い戦いの火蓋を切った。民主党は「ストップ・ザ・小泉、ストップ・ザ・自公政権」(岡田克也代表)を掲げ、自民党を上回る議席の獲得を目標に、全国各地で選挙区公認候補48人(現職21、新人27)、推薦候補5人(新人5)、比例区26人(現職8人、新人18)を擁立し、戦いを繰り広げている。

 民主党はこの参議院選挙で、先の国会で成立した政府・与党のごまかしの年金改革を白紙撤回させること、また、国会、国民を無視してブッシュ米大統領と先に約束してきた自衛隊の多国籍軍参加をやめさせ、自衛隊を撤退させるべきことを前面に掲げて訴えている。

 岡田代表は東京新宿駅前の第1声で、約1500人の聴衆を前に「国民一人ひとりが、皆さん一人ひとりが本気になって変えようと思わない限り、政治は絶対に変わりません。皆さん、一人ひとりが投票に行かない限り、政治を動かすことはできません。今度のこの選挙は、その皆さんの力をしっかり示す大事な大事な選挙である」とし、小泉政権を総辞職に追い込むためには東京選挙区で民主党の2人の候補が勝つことが必要と訴えた。
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