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2005/01/18
国会では国民に分かりやすい中身のある議論を行う 会見で岡田代表


 岡田克也代表は18日、党本部で定例記者会見を行い、21日から始まる162通常国会に臨む決意などを語った。

 岡田代表は会見の冒頭、21日からの国会での議論について、『次の内閣』での議論を踏まえ、「大きな問題についての方向性をしっかり出した上で、国会の論戦に臨んでいきたい」と決意を表明。小泉首相に対しては、今年こそはしっかり答えて欲しいと要求し、「国民が分かりやすい議論ということを是非心がけていただきたい」と、相変わらずのすり替えの答弁が繰り返されることのないよう、厳しく釘を刺した。

 同時に岡田代表は、自身が国会での議論に臨むにあたっては、「国会というのは国民が見て、理解するためのそういう場であると思う」として、「批判のための批判といった態度ではなくてしっかりと中身のある議論を行っていきたい」と、その思いを改めて披露した。

 また昨日17日が、阪神・淡路大震災からちょうど10年になることにも触れて、「表面上は非常に色々な意味で建物も新しく建って、10年間でかなり復興が進んでいるという印象を与える」ものの、岡田代表が式典に参加して遺族代表の方の話をうかがった印象として、「傷の大きさを改めて感じさせられるメッセージだった」と指摘。昨年、災害が相次ぎ、多くの人命が失われたことを振り返り、「人の命の重さについて、改めて考えさせられる1年だった」とするとともに、「命の大切さというものをベースにして、政治家としてしっかりと諸課題に取り組んでいかなければならない」と述べた。
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