2003/06/05
「小泉構造改革問題での集中審議を要求する」野田国対委員長
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民主党の野田佳彦国会対策委員長は、5日の定例記者会見で、「三位一体の改革」をめぐる地方分権改革会議内の決裂や道路公団の改革派左遷人事などを取り上げて「小泉首相がサミットなど外交日程中心でやっている間に、内政の歪みが目立ってきた」と述べ、早急に予算委員会で金融・経済問題とともに構造改革問題についての集中審議を開催するよう求めていく方針を明らかにした。
また、松浪健四郎議員の暴力団との癒着問題について、衆議院政治倫理審査会の幹事会が4日に開かれ、「十分説明責任を果たした」とする与党側と、「説明は不十分」とする野党側の間で折り合いがつかず、両論併記の報告書をまとめることになったことについて、「結局、政治倫理審査会では『水掛け論』になった。予算委員会での参考人招致や、議員運営委員会での議員辞職勧告決議案の取り扱いなどを強く求めていく」と表明した。
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