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2003/06/17
4野党「延長のための議決の必要なし」との認識で一致
民主党はじめ野党4党は17日、国会内で国会対策委員長会談を開き、与党3党が今国会の会期延長の議決を目指している同日午後の衆院本会議への対応を協議した。
 
 会談後、民主党の野田佳彦国対委員長は国会内で記者会見し、野党4党の一致点として「与党が40日間の大幅会期延長を決めて、本日の本会議で議決をしようとの動きがあるが、これに強く反対する」との姿勢を明らかにした。

 野田国対委員長は、16日の綿貫衆議院議長のコメント(「会期延長の主たる理由であるイラク復興支援特別措置法案への国民の理解を十分に深めるように、政局がらみとか党利党略によるものではないかといった誤解を受けないようにすべきだ」)にも触れ、「議長が異例のコメントをして心配するほど、まさに政局がらみ、党利党略と映っている現実がある」と指摘。「2年連続40日間会期延長という大幅な延長を認めることはできない」と強調した。
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