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2005/02/01
「平成17年度 民主党予算案」を発表 子ども・教育など最重点に


 民主党『次の内閣』は1日、「平成17年度 民主党予算案」を発表した。党本部で行われた民主党予算案の発表会見には、仙谷由人政策調査会長、古川元久同代理、野田佳彦『次の内閣』ネクスト財務大臣、平岡秀夫ネクスト予算担当財務総括副大臣が出席。その内容を説明するとともに、記者団から相次いだ質問にも丁寧に応答した。

 今回の「平成17年度 民主党予算案」は、(1)「こども=子育て」を重視する観点から、総額3.6兆円の「子ども手当」を創設、(2)公教育の現場を重視し、30人学級を推進、(3)「地方活性化」のため、地方に5.5兆円の税源を移譲、12.5兆円の一括交付金を創設・交付、(4)子どもたちに過大な負担=借金を押しつけないよう、国債発行額を徹底的に絞り込む「財政健全化」、の4つを最重点項目として挙げている。

 一方で、政府案に含まれる数多くの無駄や不要・不急事業への歳出を徹底的に排除。大胆な見直しの結果、約16兆円に及ぶ歳出を削減する内容となっている。この結果、例えば子ども関係予算額は、政府案の1.1兆円に比べて、4.2倍の4.5兆円となるなど、国民が真に求め、未来への責任として直ちに行わなければならない分野に、思い切った投資を行っている。

 仙谷政調会長は会見で、こうした民主党予算案について、「民主党が政権を獲っているという前提に立った場合の予算案だ」とした上で、「全体的な予算として表現すべき政策を、この予算案としてつくった」とし、「子ども=子育て」「教育」「地方の活性化」「財政健全化」を最重点項目とした内容を詳細に説明した。
関連URL
  (→ 平成17年度 民主党予算案の詳細はこちらから )
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=345
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