8日午後、衆議院において民主党は、他の野党および無所属議員とともに、選択的夫婦別姓制度の導入を中心とする「民法一部改正案」を提出した。
本法案は1999年以来、他の野党と共同して衆参両院に繰り返し提出してきたもので、今回も先に参議院において提出するとともに、この度、衆院においても提出したもの。法案の主な内容は、(1)選択的夫婦別姓の導入、(2)婚姻適齢期を男女とも18歳にそろえること、(3)再婚禁止期間の100日への短縮、(4)相続における非嫡出子の差別をなくすこと、である。
千葉景子『次の内閣』ネクスト法務大臣(参院議員)は、提出に際する談話の中で、政府の男女共同参画基本計画においても選択的夫婦別姓制度の検討をうたっているにもかかわらず与党の対応が遅々として進んでいないことを批判するとともに、人生における選択の幅を拡大するために民主党が積極的に取り組んでいることを訴えた。
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