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2005/02/09
鉢呂国対委員長、予算委員会の今後の対応を野党間で協議


 民主党の鉢呂吉雄国会対策委員長は9日午前、野党国対委員長会談に臨み、予算委員会の今後の対応について協議した。

 民主党はじめ野党は、9日の一般質疑開会を職権で決めた与党に対し、このままの状態では審議に応じられない姿勢を表明。審議に応じる条件として、「要求人数を減らしてもいい」と譲歩した上で、自民党旧橋本派1億円献金隠し事件での橋本元首相らの証人喚問の確約を要求したが、与党側がこれに応じずに決裂するに至った。

 会談後の会見で鉢呂国対委員長は、8日の予算委員会で民主党の永田寿康議員への個人攻撃に終始した自民党議員の質問のあり方に苦言を呈し、「議事録からの削除を継続して求めていくと同時に、証人喚問の道筋をつけるべきときと判断した」と語った。また、8日の予算委員会の審議について与野党の泥仕合との指摘が報道等でなされている点について、「民主党は泥仕合にならないよう努めてきた。『政治とカネ』の問題はどこに原因があるのか、この機会に国民のみなさんにも理解してほしい」と述べた。同時に「高みの見物」とばかりに首相としてのリーダーシップを果たさない小泉首相を批判した。
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