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2003/07/16
【衆院内閣委】「祝日法改正案」を可決


衆議院内閣委員会で16日、「みどりの日」を「昭和の日」に、「国民の休日」を「みどりの日」に改める祝日法改正案が民主党、自由党、与党3党の賛成多数で可決された。採決に先立つ質疑では、民主党の平野博文議員が質問に立った。
 
 平野議員は、昭和の時代を顧み、歴史的教訓と未来への指針を学び取るという法案の趣旨は肯定しながらも、同法案の立法化をめざす議員連盟の趣意書に「昭和天皇をしのぶ」との記述がある点を指摘。「昭和の日」が昭和天皇に報いる日とされかねないとの懸念を示した。自民党の法案提出者は「改正案の趣旨は昭和の時代をしのぶもので、昭和天皇をしのぶとの趣旨は含まれない」と答弁。また「昭和としてわかりやすい、国民が慣れ親しんだ日として最もふさわしい」との観点で4月29日にしたと答えた。
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