2005/12/16
【定期党大会】全代議員会議を開催し、活動方針など活発に議論
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民主党の2006年度定期大会が16日、都内で始まり、全代議員会議が開催され、党の再生に向けて活発な議論が、大連立、政策、アメリカでの前原誠司代表発言、選挙対策、組織などをめぐり交わされた。
会議の冒頭、前原誠司代表は「徹底した議論の中で信頼関係を深め、一致結束して来年の通常国会に臨む、そういう大会にしたい」と挨拶。「大事な政策については対案・提案路線を貫く。税金の無駄遣いを徹底的になくす、そのための真の改革競争については堂々とそのテーマで論戦を臨んでいきたい」と今後の方針について述べたほか、「自民党に代わりうる政治を目指す、政権交代可能な政治勢力を民主党で作りあげる、という気持ちに一切の迷いもブレもない」と言明。「堂々と政策を練り上げ、戦う態勢を作り上げ、世論の支持を得て、選挙で政権交代を実現する」と目標を示し、そのために活発な議論を行いたいと語った。
山岡賢次大会実行委員長による、大会の構成や進行状況についての報告に続いて、大会議案の報告に立った鳩山由紀夫幹事長は、議員あるいは候補者の不祥事による処分や、選挙違反に関係した議員辞職の件に言及。改めて深いお詫びを申し上げたいと述べた上で、予算・決算、活動方針、役員人事などについて報告を行った。党大会での議論を通じて、再出発にふさわしい環境を整え、戦う集団としての民主党の姿を国民の皆さんに見ていただき、再生のきっかけとなる党大会にしたいと述べた。この中で特に鳩山幹事長は「党の再生よりも日本の未来に向けて、2年後の参議院は重要な戦いになる」と参議院選挙に向けて決意を明らかにした。
会議では述べ25人の代議員が発言、党の再生、政権交代に向けて熱意のこもった議論を繰り広げた。
最後に、前原代表が、活発な議論に感謝し、「自民党との対立軸、基本政策が固まっていないことが党のウィークポイント。基本的な部分を皆さんに参加していただいて議論し、まとめる努力をしていきたい。ご協力をお願いしたい」と締めくくった。
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