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2005/02/15
この国の議会は一体どうなっているのか 岡田代表が会見で批判
 岡田克也代表は15日、党本部で定例の記者会見を開催し、本日の本会議も踏まえての小泉首相の答弁ぶりや、自らの地方視察などについてコメントした。

 岡田代表は冒頭、「今日の本会議を見ても、本当に、この国の議会というのは一体どうなっているのか、総理の答弁を聞いていてつくづくそう思った」と前置きした上で、「あらかじめ伝えられた本会議の質問について答弁を棒読み」した首相の姿勢について、その答弁の内容の「ほとんどは代表質問に対する答えと同じもの」だとして、「この間の予算委員会等で議論してきたことの反映はない」ことを厳しく批判。また、今日の衆議院本会議で、民主党の平岡秀夫議員が再質問をした際にも、相変わらず「全然質問に答えていない」ことを指摘。「誠意をもってきちんと意味のある答弁を」と、強く要求した。

 また岡田代表は、自ら3月末までに行うとした、全国47都道府県の視察についての現時点での所感について、「地域には地域の大変なご努力があり、エネルギーがあるということを改めて認識した」と述べた上で、「地道な活動は今後もしっかりと続けていきたい」との意向を表明した。
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