2005/02/16
証人喚問の実現へつながる議論を 鉢呂国対委員長が記者会見
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鉢呂吉雄国会対策委員長は16日午前、野党三党による国会対策委員長会談の終了後に記者会見を行い、国会日程をめぐるさまざまな協議の状況を報告して理解を求めたと語った。
鉢呂国対委員長は、「構造改革を掲げながら、各省庁の省益や、自民党の族議員との協議に添った政策しか出しえていない」と小泉内閣を批判。民主党は、各委員会で、『次の内閣』ネクストキャビネット大臣を中心として、重要事項を議論し、その過程でさらに小泉政権の問題点を鮮明にしたいと意欲を語った。
鉢呂国対委員長はまた、証人喚問について「世論の支援は得られている」との認識を示し、「今後の審議を通じて、あらゆる場面でその必要性を訴え」、「今国会において予算成立までに日程を決めるという」合意に基づき、実現を求めたいと表明。新たな事実関係の提起も含め、徹底的な調査を実施し、世論喚起を図りたいと述べた。
鉢呂国対委員長は、中央公聴会の日程設定について合意した件について、「日程よりも中身が問われてくる部分がある」とし、公聴会後の質疑の機会の中で、問題をえぐりだし、活発な議論をする意向を示した。
また、記者から現在までの予算委員会における成果を問われた鉢呂国対委員長は、小泉首相の不誠実な答弁を国民に示し、政治とカネの問題の泥仕合化を仕向ける与党の意向を廃し、日歯連や杉浦官房副長官に示される問題の本質を明らかにできたと考えていると語った。
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