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2005/02/16
菅ネクスト大臣ら、京都議定書発効に合わせたキャラバンを激励


 気候変動枠組条約(通称:地球温暖化防止条約)京都議定書の発効に合わせて全国に環境保護を訴えてきた「自転車きゃらばん」(主催エコ・リーグ)が16日、国会に到着し、菅直人『次の内閣』ネクスト国土交通大臣・佐藤謙一郎ネクスト環境担当大臣をはじめ、池田元久・奥田建・松木謙公・市村浩一郎・村井宗明各衆議院議員、若林秀樹・加藤敏幸各参議院議員らが出迎えた。

 この「自転車きゃらばん」は、京都議定書の発効を草の根から支援するため、環境問題に取り組む若者をネットワークしている環境NGO「エコ・リーグ」が呼びかけ、村井宗明・泉健太両衆院議員をはじめとした若手代議士の支援の下、環境問題に取り組む大学生によって実施され、1997年の地球温暖化防止京都会議の開催地、国立京都国際会館を6日に出発。道中で市民に温暖化防止を訴えるとともに、各地の首長とも意見交換しながら、10日間、自転車で約600キロを走行してきた。

 ゴール地点の国会前では、菅ネクスト国土交通大臣が学生達を労い、「京都議定書の調印の際には自分も京都に行き、市民との交流も行った。今回の議定書の発効を契機として、民主党とNGOをはじめとする市民が一体となって、地球温暖化防止に向けて積極的に取り組もう」との決意を表明した。

 その後、エコ・リーグを始めとした環境NGO主催で参議院議員会館で実施された「地球温暖化防止国会ミーティング」では、佐藤ネクスト環境大臣が、「学生がこのような形で温暖化防止に取り組むことは、とても重要なこと」と激励するとともに、民主党の地球温暖化防止への具体的取組みについても説明した。
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