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2005/02/21
一層の地方分権推進で一致 岡田代表と麻生全国知事会会長が懇談


 岡田克也代表は21日午後、党本部で、新しく全国知事会会長に就任した麻生渡福岡県知事の表敬訪問を受けて懇談を行い、より一層の地方分権を推進すること、今後も意見交換を続けることで意見が一致した。

 懇談では、麻生知事が、「47人の有権者で初めて選挙をした。知事会としては、昨年の第1次の三位一体改革が行われたが、第2次の改革に向けてより分権を推進していく。そのために今後とも意見交換などを行いたい」とし、岡田代表は分権に関する民主党の考え方を説明し、「思い切った分権推進の立場に民主党は立っているので、知事会とも今後も友好、共闘関係でいきたい」と応じた。

 また、法定受託事務が多くつくられ、ここに実際の推進者である地方自治体の首長が参加できずにいることが問題で改善する必要があること、憲法の改正では地方自治の本旨をしっかりと書き込むことでも意見が一致した。

 懇談には民主党側からは、岡田代表のほかに、川端達夫幹事長、仙谷由人政策調査会長、樽床伸二団体交流委員長、北橋健治役員室室長が同席。知事会からは、中川事務総長が同席した。
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