2005/11/08
前原代表・鳩山幹事長、連合の高木会長・古賀事務局長と意見交換
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前原誠司代表と鳩山由紀夫幹事長は8日、都内で連合の高木剛会長と古賀伸明事務局長と会い、それぞれの新体制発足をふまえての基本姿勢について意見交換し、協力関係を維持していくことを確認した。
意見交換後に鳩山幹事長と古賀事務局長は記者団の質問に答え、前原代表の発言の一部が突出して報道されたために「脱労組」「連合と一線を隠す」といった言葉が躍っている情況等もふまえて話し合われたことを明らかにした。
意見交換で、前原代表は連合の定期大会でも発言した通り「自分自身そして民主党の存在価値は働くものの立場に立った政治をやっていくことだ」とする考えを改めて表明。脱労組という言葉を代表自身は一度も語ったことはないことを説明するとともに、労組だけに依存する体質を党、そして議員そのものが脱皮しなければならないという意味で口にした「脱労組依存」発言が短縮され、「脱労組」となったものではないかなどとした。
政策協議については、今後とも継続していくことをお互いに確認した。同時に、必ずしも考え方が一致しない政策に関して「常に意思疎通をしながら、互いに違いを認め合うところもあるだろうし、逆に相違点を理解しあいながらも一致点や協力しあえるものを見出していきたい」とする考えを前原代表、鳩山幹事長は示した。
これに対して高木会長は「基本的なスタンスはこれまで通りで、政権交代に向けて連合としても支援を一層強化していきたい」と応じた。
鳩山幹事長は「政策的なことに関しても、生活者・納税者・消費者重視の政策を民主党がとっていくのは、われわれの考えと一致して大変重要」との認識が古賀事務局長から示されたのに対し、今後もこれを重視していく考えを表明した。
政策協議に関しては、基本的には政調会長を中心とする従来の政策協議の場を活用する形をとり、必要に応じては参加メンバーを広げていく体制を整えていくことも確認された。
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