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2003/07/23
片山鳥取県知事招き、地方分権勉強会開く
民主党は23日、片山善博鳥取県知事を招き、地方分権と地方自治制度に関する勉強会を開いた。

 片山知事は、(1)IT機器が長期リース契約対象ではないこと、(2)首長のあり方が画一的である、(3)教育委員会は、首長の直接の指揮下にはなく、選挙によって選ばれるわけでもない、と位置付けが中途半端である、(4)監査体制が屋上屋である、(5)議会は、人口の多寡による定数ぐらいしか違いが許容されない−−と地方自治制度上の問題点を具体的に指摘し、このように細かいところまで規制している地方自治法を早急に改正すべきであるとの提言を行った。特に、生活実践者による政治という理想を実現すべく、知事が発案した「鳥取県日野郡民会議」の例には質問が集中し、多様な地方自治のあり方に関する、民主党議員の関心の高さが伺えた。

 片山知事を招いての地方分権勉強会は、6月26日に続き、2度目。
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