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2003/07/24
【参院本会議】外相問責決議案を否決




野党4党が提出した川口外相問責決議案を議題とする参議院本会議が24日午後6時に開かれ、採決の結果、与党の反対多数で同決議案は否決された。

 決議案の趣旨説明に立った民主党の岡崎トミ子議員は、イラク特措法や大量破壊兵器問題などをめぐる外相の無責任発言を挙げ、それらが日本外交の権威を失墜させた、と指摘。また賛成討論に立った民主党の榛葉賀津也議員は、政府が戦争状態にあるイラクに自衛隊を派遣するために「非戦闘地域」というフィクションに基づいてイラク特措法案を無理矢理成立させようとしていることを批判し、「米国の外交戦略に追随することは、日米の信頼関係を強化することにはならない」と川口外相の外交姿勢を厳しく指弾した。

 採決は記名投票で行われ、開票の結果、賛成103、反対136で決議案は否決された。
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