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2003/07/25
野党4党、小泉内閣不信任決議案を提出


民主党など野党4党は25日午後0時45分、綿貫衆議院議長宛に内閣不信任決議案を提出した。

 決議案は、小泉内閣を不信任する理由として(1)イラクの大量破壊兵器が一向に見つからずイラク戦争の「大義」が揺らぐ一方、米英軍に対する攻撃で死傷者が日々増加しているなかで、さまざまな詭弁や無責任な答弁を繰り返しながら、先に自衛隊派遣ありきでイラク特措法案を強引に成立させようとしている(2)医療費・健康保険料・雇用保険料の引き上げなど国民負担増により国民生活を直撃する一方、企業倒産の増加や雇用情勢悪化などに何ら有効な対応策を示していない(3)りそな銀行救済のための2兆円近い公的資金の注入、道路公団改革の後退、雇用・能力開発機構の超放漫経営など、構造改革を先送りし続けている(4)与党議員や閣僚の「政治とカネ」をめぐる不祥事の続発、無意味な官僚答弁や暴言を繰り返す川口外相や鴻池国務相など無責任閣僚の任命により、国民の政治不信を増大させている−−などを挙げ、小泉内閣の即時退陣を求めている。
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