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2003/07/31
次期総選挙での候補者調整・擁立の基本的考え方を合意


民主党と自由党は31日、第1回の合併準備委員会を開き、次期衆議院総選挙で同一選挙区に現職候補者が競合する場合、他の小選挙区への移動によって調整し、比例名簿単独登載や比例名簿上位登載を認めないことを原則とするなど、候補者調整・擁立の基本的な考え方について合意した。

 今後、具体的な調整は両党選挙対策委員長間で行い、合併準備委員会で最終決定するとしている。

 合意内容の全文は以下の通り。

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 次期衆議院総選挙における候補者調整及び擁立の基本的考え方について

 次期衆議院総選挙における小選挙区の候補者擁立及び候補者調整について、以下の基本的考え方に基づいて、両党の協議を進める。

1 次期衆議院総選挙における候補者擁立に関する基本的な考え方

(1)「すべての候補者は、小選挙区に立候補し、同時に比例代表選挙に同一順位で重複立候補する」ことを基本方針とする。
(2)同一選挙区で現職候補者が競合する場合は、小選挙区への移動を図り、原則、比例名簿単独登載及び比例名簿上位登載は認めないものとする。


2 次期衆議院総選挙における候補者調整の基本的な考え方

(1)前回の衆議院総選挙における小選挙区の当選者がある場合は、その当選者を優先することを原則とする。
(2)前回の衆議院総選挙において、双方に比例区との重複立候補で当選した者がある場合は惜敗率が高い者を優先することを原則とする。
(3)次期衆議院総選挙に立候補する新人候補者が同一小選挙区で競合する場合など、上記(1)〜(2)に該当しない場合については、当選可能性が高いと客観的に認められる者を優先することを原則とする。
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