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2004/07/10
「明日で小泉内閣を潰そう」藤井幹事長が新宿で最後の訴え


 民主党の藤井裕久幹事長は選挙戦最終日の10日夕、新宿駅西口で行われた民主党大演説会に駆けつけ、約1500人の聴衆を前に「明日の投票日、小泉内閣を潰そう」と最後の訴えを行った。聴衆は手を振って応え、東京で2人の公認候補が勝利すること、比例候補が当選することを確認し合い、笹森清連合会長のガンバローコールで演説会を終えた。

 藤井幹事長は「このままでは日本は取り返しのつかない社会になる。全国で民主党がそれを打破してくれとの声がある」とし、焦点の年金法では「給付を下げてお年寄りを泣かし、保険料を上げて若い人を泣かす与党と、一元化で誰に対しても年金を保障する民主党とどちらが正しいか選んでください」と簡潔に説明。また、自衛隊の多国籍軍参加では「現状追認。勝ったら、やっちゃえ、やっちゃえ。負けたら、玉砕。国際法的におかしくても、アメリカの言うことを聞く。こういう道を歩もうとしている。戦前と同じなのだ」と批判し、傲慢で腐敗した小泉自民党政権を終わりにしようと力強く呼びかけた。

 大演説会には、海江田万里東京都連会長、小宮山洋子衆議院議員、大河原雅子東京生活者ネットワーク代表、笹森清連合会長、東京の公認候補、比例候補が参加した。
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