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2004/07/10
「自らの一票で政治を変えよう」岡田代表、最後の訴え


 民主党の岡田克也代表は、参議院選挙戦最終日の10日、香川県高松市内で最後の遊説をおこなった。17日間にわたる選挙戦を通して、岡田代表の遊説による移動距離は2万km以上。演説会の数はこの日で71回に及んだ。
 
 街宣車の上で最後のマイクを握った岡田代表は、集まった1000人を超える聴衆を前に「国民に説明もしない、すぐに隠そうとするそんな小泉内閣にはっきりノーと言おう」と訴えた。さらに、「政治は誰かが変えてくれるものではない。自ら変えようとしなくてはならない。そのためにも周りの人に声を掛けて明日の投票日には、ぜひ足を運んでくれるよう働きかけてください」と、声を振り絞って呼びかけ、そのたびに観衆からは、大きな拍手や声援が飛んだ。

 演説会終了後、記者団に選挙戦を振り返っての感想を聞かれた岡田代表は、「意識は変わってきている」と語り、「最後は国民の皆さんの選択にかかっている。このままがいいのか、新しい正直な政治がいいのか、ぜひその審判に参加していただきたい。できれば民主党を選んでいただきたい」と結んだ。
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