2004/07/12
55議席、2100万票で政権交代へ足場築く
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■比例で400万票差つける
年金、自衛隊の多国籍軍参加、小泉改革の是非を争点とした第20回参議院選挙の投開票が11日行われ、民主党は公認50(選挙区31、比例区19)、推薦4、県連支援1の計55議席を獲得。改選議席では第1党となった。また比例代表では2100万票を獲得、自民党に400万票もの差をつけ、昨年の総選挙に続いて第1党となった。
■1人区でも互角
民主党は農林水産業政策を重点として打ち出すなど、自民党の地盤とされた1人区でも推薦等を含め13勝14敗と互角の戦いを展開。また、敗れはしたものの、自民党の基盤と言われた山形、徳島、香川、山口で新人女性候補が大健闘した。また、群馬では自民党の議席独占を打ち破った。
■東京、神奈川、愛知で2人当選
政権交代へのステップと位置付けた今回の選挙で民主党は、北海道、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知で2人を公認。東京、神奈川、愛知で2人を当選させ、それ以外でも確実に1人を当選させた。
岡田克也代表は、今回の結果について「政権交代への重い責任を負った」と述べ、政権交代へ邁進する決意を新たにするとともに、まず年金改悪の撤回法案を国会に提出する意向を明らかにした。
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