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2004/07/20
ヤミ献金等解明本部、日歯連疑惑究明へ始動


 民主党の自民党ヤミ献金等解明本部は20日、党本部で会合を開き、自民党橋本派に1億円の小切手が渡った問題はじめ自民党の日歯連関連疑惑の追及に向け、意見交換した。

 本部長の藤井裕久幹事長は、「平成元年の選挙の争点となったリクルート事件とまた同じことを(自民党は)やっている。誠に許しがたい」と断じ、厳密に追及する体制を整えていく考えを示した。藤井幹事長はまた、全国で事件を怒りをもって受け止めている多くの歯科医師たちと協力して実態究明を進めることが必要だとし、「自民党の体質は変わらない。内部から浄化するなどとする人もみんな堕落する。みなさんの力で日本の政治をよくするために活躍してほしい」と各委員に訴えた。

 会合には本部長代理の鉢呂吉雄幹事長代理、副本部長の江田五月副代表、仙谷由人政調会長、川端達夫国対委員長、今泉昭参院国対委員長、平野博文調査局長、委員の城島正光、中津川博郷、大石尚子、小宮山泰子の各衆院議員、朝日俊弘、池口修次、広野ただしの参院議員が参加した。
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