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2004/07/22
党女性議員がユンスク・リーさんと懇談


 韓国の前国会議員でグローバル・サミット・オブ・ウィメン運営委員会委員のユンスク・リーさんが22日民主党本部を訪れ、党所属の女性国会議員と懇談。女性議員をいかに増やしていくかについて意見交換した。懇談には、肥田美代子男女共同参画委員長、和田洋子参院議員、神本美恵子参院議員、岡崎トミ子参院議員、西村智奈美衆院議員が参加した。

 リーさんは、韓国で女性議員を半数とする法律を成立させた経験を踏まえ「女性議員が少ないのは男性の恥。なぜ女性が参加しなければならないのか。それを男性に理解させる言葉で言う必要がある。政治は人の心を動かす仕事、芸術。女性は男性の真似をしたら失敗する」などと提起。示唆に富んだ話に、民主党の議員も「悔しい思い」(西村議員)をしながら多くのヒントを得た。

 リーさんは女性差別撤廃条約、95年の北京女性会議での行動計画などを武器に、韓国の女性議員を11人から、この4月の選挙で39人と3倍以上にも増やした戦略家。
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