ニュース
ニュース
2004/07/23
「年金、日歯は徹底審議。会期幅は妥協しない」藤井幹事長
 民主党の藤井裕久幹事長は23日の定例記者会見で、30日召集予定の臨時国会で年金法、日本歯科医師連盟からの献金、BSE問題などを徹底審議し、政府を追及することを重ねて明らかにした。

 また、会期については1か月以上をあくまで要求し「足して2で割るような妥協案には応じない」ことを強調。政府・与党が会期を十分にとっての審議に応じない場合、「世論こそ民主主義の基礎」との考えに立ち、質問主意書、閉会中審査、早期の臨時国会の召集、院外行動などを展開し、年金改悪の白紙撤回を求める考えを示した。また白紙撤回のための法案も、29日には完成させ、いつでも提出できるようにすることも明らかにした。

 また、アメリカ議会の独立調査委員会が、その報告書で9.11テロを回避できるチャンスが10回あったこと、イラクに大量破壊兵器はなかったこと、イラクとアルカイダの関係はなかったことなどを指摘したことに関連して、「小泉政権は何もしていない。調査するのが国民に対する責任ではないか」と政府を批判した。
記事を印刷する