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2004/07/30
【代議士会】年金法廃止かちとる決意を固める
 第160回臨時国会が召集された30日、衆議院本会議を前に民主党の代議士会が開かれ、強引に8日間という短い会期を決めた与党を弾劾しつつ、年金改正法廃止の実現などに向けて全力で取り組む決意をうち固めた。

 冒頭、挨拶に立った川端達夫国会対策委員長は、「国会の責務は山積しているにもかかわらず、与党はひたすら何もしたくない、逃げまくる、隠しまくるという態度だ」と会期短縮に固執した与党を厳しく批判。その上で、「会期は短いが、本日提出した年金法撤回法案を堂々と掲げて戦おう」と呼びかけ、年金改正法廃止法案、イラク多国籍軍への参加問題、社会保険庁問題、日本歯科医師政治連盟から自民党橋本派への政治献金問題など9項目におよぶ今国会の重点項目を提起した。

 また、最後に発言に立った藤井裕久幹事長は、「本日、年金法廃止法案を有権者の総意として提出してきた。自民、公明の与党が腕力と傲慢でこれを潰そうとするなら、われわれも手をこまねいている必要はない」とし、質問趣意書の提出や閉会中審査の要求に加え、全国的な街頭宣伝行動などをも展開しながら政府・与党を追い詰めて行くべきことを訴えた。
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