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2005/10/06
「改革の中身競い合う姿を示すことができた」本会議後に前原代表
衆議院本会議において郵政民営化法案が審議入りした6日午後、前原誠司代表は国会内で記者団に答え、「みなさん素晴らしかった」と語り、民主党案の趣旨説明、質問者、民主党案の答弁者とも「改革の中身を競い合う」との主張を展開している民主党にふさわしい本会議だったとの見方を示した。

 民業圧迫・官業肥大化の懸念が非常に高い政府案に対して、民主党案が示す「まさに官から民への流れがはっきりと伝わったと思う」とも語った。

 対案路線の意気込みを記者団から問われたのに対しては「これを続けていかなければ、民主党は本気で政権を担うつもりだということは伝わらない」と述べ、重要な法案に対しては対案路線をとり続けていく姿勢を改めて示した。

 連合会長にUIゼンセン同盟の高木剛会長が選出されたのをどう見るか問われたのに対しては、「執行部の皆さん方を含めて心からお祝い申し上げる」と祝意を示すとともに、自らの考えを2点提示。

 第一に、もう一人の立候補者である全国コミュニティ・ユニオン連合会の鴨桃代会長が107票を獲得したことを取り上げ、「これからの連合運動、われわれ民主党もカバーしていかなければならない大きなポイントが、パートや派遣の労働者の皆さん方々をどうカバーしていくかだということが示された(結果だ)」と語り、今後は働く皆さんの目線に立った政策実現を目指していくと改めて考えを示した。

 第二には、「従来通り応援していただく立場なので有効な関係を保っていく」と述べ、政策立案に関しては意見交換はしつつも、意見が違うときは党が主体的に判断するとした。
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